介護労働者の採用・育成について①
今回からは、介護労働者の採用・育成についてお話してまいります。 顧問先のお客様のお話をお聞きしていると、 「募集してもなかなか人が集まらない！」というお声をよく聞きます。 この理由に関しては様々なものが考えられますが、 よく言われるところであれば 「賃金のディスアドバンテージ」が挙げられます。 以前もお話致しましたとおり、 介護事業には「介護報酬」という法定の単価が存在するため、...
View Article介護労働者の採用・育成について②
前回に引き続き、介護労働者の採用・育成についてお話してまいります。 マーケティングの考え方を労働者の採用に当てはめると、 下記のように応用が可能ということをお話致しました。 ---------------------------------------------------------- 「Product（製品）」→賃金や手当、利用者へのサービス内容や福利厚生等の便益...
View Article介護労働者の採用・育成について③
前回に引き続き、介護労働者の採用・育成についてお話してまいります。 これまでお話していきました「採用」も勿論ですが、 介護事業所において最も難しいのは「人材の育成・定着」であると思います。 平成２０年度の介護労働実態調査結果によれば、 介護従業者（訪問介護員・介護職員）の離職率は１８．７％とかなり高めであり、 更に、うち１年未満の離職者は３９％、...
View Article介護労働者の採用・育成について④
前回に引き続き、介護労働者の採用・育成についてお話してまいります。 個人行動を決定づける要因としては、 大きく分けて４つの要素が存在します。 「便益・効果（BENEFITS）」、「コスト（COSTS）」、 「他者要因（OTHERS）」、「自己有用性（SELF-EFFICACY）」です。 これはマーケティングで用いられる理論で、 「ＢＣＯＳモデル」と呼ばれる概念です。...
View Articleキャリアパス要件等について
前回に引き続き、介護職員処遇改善交付金の 「キャリアパス要件等」についてお話してまいります。 「キャリアパス要件」についてはお話致しましたが、 今回はもう一つの要件である「定量的要件」についてです。 キャリアパスは「これから講じる」賃金改善以外の処遇改善として 職員の経歴の道筋を示す必要がありますが、 定量的要件は「これまでに講じた」賃金改善以外の処遇改善措置を 金額として示す必要があります。...
View Articleキャリアパス要件等について
今回からは、介護職員処遇改善交付金の 「キャリアパス要件等」についてお話してまいります。 昨年１０月より「介護職員処遇改善交付金」が実施されたのは 皆様ご存知の通りだと思いますが、 平成２２年度から要件に入ることとなっていた 「キャリアパス要件等」は、平成２２年度当初は導入されず、 保留のままとなっておりました。 しかし、今年３月、全国介護保険・高齢者保健福祉担当課長会議にて...
View Articleキャリアパス要件等について
前回に引き続き、介護職員処遇改善交付金の 「キャリアパス要件等」についてお話してまいります。 「キャリアパス要件」についてはお話致しましたが、 今回はもう一つの要件である「定量的要件」についてです。 キャリアパスは「これから講じる」賃金改善以外の処遇改善として 職員の経歴の道筋を示す必要がありますが、 定量的要件は「これまでに講じた」賃金改善以外の処遇改善措置を 金額として示す必要があります。...
View Articleお泊まりデイサービスについて
今回は、先日厚労省から発表となりました 「お泊まりデイサービス」についてお話してまいります。 ８月２４日、前厚生労働大臣より、 現行で保険外サービスであるとされている宿泊型のデイサービスを 来年度から介護保険の給付対象とするという発表がありました。 現在も大きな波紋を呼んでいるため、 ご存知の方も多いかと思います。 参考:「お泊まりデイサービス」２３年度から介護保険適用（産経）...
View Article2012年度介護保険法改正についての現状
今回は、2012年度の介護保険見直しに伴う 現在の状況についてお話してまいります。 11月10日現在の時点で、リリースされている内容は (議論を呼んでいるものも含め)下記のような状況です。 ------------------------------------------------------- ・お泊まりデイサービスの導入 ・24時間地域巡回型訪問介護サービスの導入...
View Article24時間地域巡回型訪問介護サービスについて
今回は、2012年度の介護保険法の改正内容として検討されている項目のうち、 「24時間地域巡回型訪問介護サービス」についてお話してまいります。 現状の訪問介護サービスは「３０分以上から」が 報酬算定の最低単位となっており、 逆に言ってしまえば、「３０分以下の短時間サービス」は 算定を行うことができない仕組みです。 また、１日に複数回の訪問介護を実施する場合、...
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